歴史書「平井六右衛門政治郎伝」 独古庵 主宰 内城弘隆著


紫波に、この家、この人あり

 原敬と共に激動の時を歩み、実業人、政治家として郷土の発展を願い、身を捧げた平井政治郎の生涯を綴る。国の重要文化財 平井邸の由緒と一族の系譜を辿る歴史書。


―――執筆の経緯

 

2021年は平井六右衛門政治郎にとって「3つの100年」が重なる年でした。

  1. 国の重要文化財としての平井邸の建築百年目
  2. 建築主・貴族院議員である平井政治郎の没後百年
  3. 共に国政に尽力した原敬総理大臣の没後百年

この3つの100年の記念すべき年に、ここに居合わせた郷土の人間として、微力ながら私が伝記を書いてみようと思った次第です。

―――読みどころ

 

 今まで解き明かされなかった平井政治郎の生誕から生涯を閉じるまでを余すことなく書き記しました。

 

 岩手を出て原敬とともに国政という側面から紫波町日詰の発展を願う勇姿が読みどころです。

 

 また、本作は要所に歴史的資料などを挿入し、「読み物として・資料集として」読んで頂けるよう工夫しているところもPRポイントです。

 

 

―――伝えたいこと

 

 町政を超えて国政に出て今の紫波町の礎ともいえる風土を気づいた「平井政治郎」という人物がいたという事を語り継いでいきたいと思います。

 

 平井政治郎が残したその想いは、平井家第16代に当たる平井佑樹さんが、株式会社平六として、平井邸を活用する新たな活動を立ち上げ未来に繋げようと芽吹かせています。

 

 紫波町に新しい物語が始まる予感がします。平井政治郎が夢に見た人々の交流の場として平井邸が活用され、そこを起点に郷土が発展していく未来を願っています。

「平井六右衛門政治郎伝」試し読み


17頁までお読み頂けます。

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平井六右衛門政治郎伝

A5巻頭カラー12頁・本文モノクロ328/右綴じ/上製本/340頁/価格2,500円(税込)/2022年5月20日発行/録繙堂出版

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ページ更新日 2022年6月11日