いわての文芸誌「天気図」通信No.1

 こんにちは。いきなりの登場で失礼します。

いわての文芸誌「天気図」で事務局を担当する立川ゆかりと申します。「案山子庵/録繙堂出版」のブロクをお借りし、ご挨拶させていただいております。

 録繙堂出版で昨年春からお世話になっております文芸誌「天気図」は、2001年から年に1回の発行を続けている主に小説を中心とした総合文芸誌で、岩手日報社が出す公募文芸誌「北の文学」で最優秀賞をとった仲間たちで立ち上げた同人雑誌です。メンバーは主に「北の文学」で賞をもらった地方作家が中心で、プロとして大手出版社から十冊以上の本を出し活躍する作家も所属しています。

「案山子庵/録繙堂出版」ホームページトップにある「天気図Vol.20」をどうぞクリックしてみてください。20年にわたる「天気図」のあゆみがわかります。

 今年からこのブロクに時々おじゃまし、皆さまに「天気図通信」をお届けすることになりました。皆さま、どうぞよろしくお願いします。


2023年1月のニュース

2023年1月、「天気図」同人・千葉万美子さんのパーティが開かれました

 2023年1月14日午後3時よりベリーノホテル一関において「天気図」同人である千葉万美子さんの「岩手県芸術選奨・一関文化賞受賞並びに随筆集出版を祝う会」が開催されました。「天気図」関係からは顧問である作家の松田十刻氏、作家の大平しおり氏、随筆家の野中康行氏、そして事務局の立川が出席しました。

 開会の言葉からすぐに、万美子さんが能楽「羽衣」のキリ(みどころのラストシーン)を舞ってくださり、文化芸術の薫り高きパーティになりました。万美子さん、おめでとうございます。「天気図」からも花束を贈呈させていただきました。

 著書の「わたしたちはみな弱法師(よろぼし)である」の題にある「弱法師」は、能楽の演目の1つです。身の上を嘆かず、与えられた場で精一杯力を尽くし自分の才能を育んでいく、ものごとの明るい面を見るひとのたとえにもなっています。生きる力をもらえ、能楽が身近に感じられる本です。皆さんも書店でみかけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

 さて、「天気図21号」は今年6月末に発行予定となっております。

21号に向け、同人たちの原稿も続々集まってきているところで、どれも中央にひけをとらない読み応えじゅうぶんな作品ばかり。乞うご期待を!

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コメント: 1
  • #1

    千葉 万美子 (火曜日, 28 2月 2023 22:32)

    ブログ#1で取り上げていただきありがとうございました。
    光栄です。